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2014年8月12日火曜日

Phonak社のコムパイロット


相変わらず定期的にオーディオロジストを訪ねて音量の微調整やモードの追加などを行っております。

補聴器を買ったはいいけど、レストランなどでの会話が雑音が多くてしにくいなど、場面に合わせて微調節したモードを何個か作ってリモコンを操作してそのモードを切り替え、自分でもっと場面に合わせて聞き取りやすさを追究したり、耳の中に入れる先のゴムが大きさ展開がかなりサイズに開きがあり、小さすぎるとくすぐったくて、大きすぎると圧迫感で疲れてしまい、フィット感があまり良くなかったのでシリコンで耳の方をとり、カスタム仕様のイヤーピースを作ってみたりとカスタムしまくっていたのですが、カスタムイヤーピースはなかなか思うようにできないことが多く、何度も通いました。ゴムの先とイヤーピースでは作りが違うのでどうしても自然音(いい方の耳で補聴器を通さないで聞こえる音)の聞こえ方が違ってきてしまいます。それで苦戦しましたね。
でもなんとか「これなら自然音もフィット感も結構いい感じ」というところまで来ました。

そして先日Phonakのコムパイロットというものをお試ししてみました。
日本のコムパイロットのWEBページはこちらです↓
http://www.phonak.jp/products/accessories/interface.html
これはBluetooth機能を使って電話を補聴器を通して使えるすぐれものなんです!!

「ちゃんとライフスタイルや使い心地を確かめてから購入を考えてほしいから、まずは2週間お試ししてみて!」と相変わらず本当に購入者目線で親身になってくれる訓練士のお姉さんからお試しでレンタル。
リモコン機能もあるので、普段はリモコンとしても普通に使える。補聴器の音量をあげたり、モードを切り替えたりとかですね。
で、これを首にかけて使うとBluetooth機能を発揮して、携帯やBluetooth機能付きのMP3プレーヤーなどとつなげて補聴器を通して電話の通話や音楽鑑賞ができる!

いやー、なんといっても、これがやりたかったんですよ。

まず耳かけ式の補聴器で、耳の中にゴム先なりカスタムイヤーピースを入れて固定するので、耳の中に入れるタイプのイヤホンが使えない。でもわたしはそれしか持ってないんですよね。
耳だけでなく補聴器まですっぽり覆ってしまうヘッドホンも買おうかと思ったのですが、せっかく買うならいい音のがいいな(でもわたしはそんなに音にはうるさくないし、どうせモノラルで聞くので、そこそこ音がいいやつでいいんですけど)なんて思って値段をみたら1万弱。

(๑¯ω¯๑)うーん。結構高いな。。。今すぐには買えない。。。

とりあえず今持っている耳穴式のイヤホンで音楽を聞くとなると、補聴器外さなきゃいけないんですけど、補聴器だってめっちゃ高い物ですから、バスや電車など出先や移動中にさっととってポケットにしまったりしたつもりでなくしたなんて話をたくさん聞いているので、心配性のわたしにはそんなの無理。
それに付けたり外したりってめんどうじゃん!!ww
わたしは、補聴器も自分の一部っていうか、こういうのは付けたら存在を忘れるくらいのものであってほしいと思っているので付けたり外したりっていうのは、ちょっと。。。みたいな。w
なくしたりって可能性も考えるとやっぱり補聴器は付けたままで!という結論になり、「じゃあ補聴器で音楽聴くってできないの??」って思ってたら、このコムパイロットを発見!

早速使ってみました。
写真もとくとご覧くださいww

Phonak ComPilot
Phonakって書いてあるところ(ツブツブっぽいところw)も一応ボタンです。
このでかいボタンでモードの切り替えをします。

サイドボタンはあんまり使わない。
プラスとマイナスは音量ボタン。結構分かりやすい。対象年齢みたいなのや、対象国などもないっぽいので、めっちゃ簡単な感じ。ユニバーサルデザインっていうんですかね、こういうの。

イヤホンジャックもとりあえずついてる。

この取り外しできる紐みたいのがBluetooth機能になります。
このケーブルみたいのを差し込んで首に掛けないとBluetooth機能は使えません。


使ってみて思ったこと。。。

<メリット>

・補聴器を外さなくても音楽が聴ける
これがやりたかったんですよ。さっきも説明したけど、なくすといやなので補聴器を付けたまま音楽を聞きたいです!

・ハンズフリーで電話に出れる!
そんなにわたしには必要な機能ではないけれど、まああればあったで便利な機能。コムパイロットにはマイクも付いているので、会話もスムーズ。電話の相手の感想は「ちょっとエコーがかっているような・・まるでスピーカーフォンで会話してるみたい」とまずますな手ごたえ。相手の声も結構はっきり聞こえるし、むこうも(エコーがかっていても)聞こえているようです。

・常に身に着けていれば着信音も聞きもらさない
携帯が鳴ってても聞こえてなかったりすること、結構あるんです。そんなことが多い人には着信音が補聴器を通して聞こえるので、電話の着信を逃す機会が減ります。

・Bluetoothでいろんな機械につなげて色々聞ける
電話だけでなくiPadとか色々つなげて色々聞ける。私にはそんなに必要じゃないけど、あったらあったで便利。

・Siriと楽しく会話できるw
これはiPhone限定ですけど、Bluetoothで携帯につなげた状態で、モードボタンを長押しするとSiriとお話しできる。Siriが準備万端な状態で「××に電話」というとちゃんと電話をかけてくれたりする。そもそも普通に携帯を使っているときはSiriなんかに頼まなくても自分で電話をかけた方が早いけど、携帯がポケットやカバンの中で今ちょっと手が使えないってときには便利。

<デメリット>

・音楽を聞いた時の音質が悪い
ぶっちゃけ、期待しちゃダメっす。w 補聴器を通して音楽を聴いているのであり、補聴器の役割はあくまで補聴器。確かに補聴器したまま音楽を聴けるのは便利だけど、同時に他の音も聞こえてくるので、イヤホンやヘッドホンほどの音のクリアさはないし、音の質もイマイチ。

・結構バッテリー使う
携帯とつなげてる場合は携帯の方も電池を結構使います。Bluetooth機能って一般的にバッテリーの消耗が激しいです。

・ロックボタンがない
このモデルは電源はあるけど、ロックボタンがないので、Bluetooth使用中に上にコートやジャケットを着るとボタンの誤操作がたまにある。

・ちょっと邪魔
これはねw 特に女性はネックレスしたり家事したりで、こんなのが年中ぶら下がってると邪魔!と思う時も多くある。特にこれは防水仕様ではないので、水仕事中なんかはめっちゃ気を使う。外せばいいのかもしれないけど、外したらBluetooth機能のないただのリモコンになってしまうので、ハンズフリーで電話に出たりするならやっぱりいつも首からぶら下げてなくちゃ。
ファッションで付けているネックレス等とあたってカチカチいってるのもたまにうるさい。

・接続するたびに警告音(?)
これは警告音の設定がデフォルトだからか、携帯とBluetoothでつながるたびに補聴器からピロリロって音が聞こえる。要は「携帯とBluetoothでつながってるよ♪」って確認音。ただ接続といってもただ接続ではなく、コムパイロットが携帯を認識する(ホームボタンを押したり、プッシュ通知などの)たびに音が聞こえる。慣れてくるとこれがうるさく感じるw 携帯で時間を確認したりフェイスブックの通知が来るたびにピロリロ鳴られたら・・・ねぇ。w
ただしこれは設定で変えることができるみたいです。

というわけでいいとこもイマイチなとこもあるわけですが、個人的な感想は「結構使えるおもちゃ」。
めっちゃ必要ではないけれど、あったら使えるって程度。
こればっかりはライフスタイルに大きく影響されますね。
常に電話に出てる人や、仕事で携帯やらタブレットやらの機械を使いまくっている人はこういうの好きかもと思います。

ちなみにコムパイロットは電池式ではなく充電式で、1日がっつりBluetoothで使うなら毎日充電といわれました。私は四六時中使ってたわけではない(でも結構使ってたw)ので毎日充電しなくてもOKでしたけど。

結局2週間では決断できず、レンタルをさらに2週間延長。
そして前から気になっていたヘッドホン(耳全体をすっぽり覆う大きいやつ)を友達が持っていたので、試しに補聴器付けたまま使ってみた。

「音、すげーイイ!(☝ ՞ਊ ՞)☝」ww

コムパイロットを使って補聴器から聞こえてくる音とは比べ物にならないくらい綺麗な音に即決。
「やっぱコムパイロットいらないやーー٩( ᐛ )و」
いや、めっちゃお金持ちで3万円近くするリモコン(コムパイロット)をさらっと買える状態ならいいけど、そんな状態じゃないので、コムパイロットは買いませんでした。
あんまり必要性を感じなかったんだな。。。

でも生活が変われば必要なものも変わってくるので、いつか必要になるかも・・?
とりあえず無料で試せてよかった!いい経験。このレビューが他の人の役に立ってくれるといいな。

訓練士のお姉さんも全然いやな顔せず「いいのよ、満足したものだけ買って幸せになってほしいから」って。。。本当にいい人だよぉ、アンタ。(*´д`*)
ちなみに訓練士のお姉さんは美しい見かけによらずメタルとか重めの音楽が好きだったりして、
「いいヘッドホンはお値段張るけど、音はいいからね!」と鼻息を荒くして(?)語っていました。
お姉さん曰く「あなたは聞こえるほうの耳がとても敏感だからヘッドホンの方が音質的には満足すると思う」といっていました。まさにその通りだと思います。

以上でコムパイロットのレビュー終了します!




2014年1月10日金曜日

補聴器ガチンコ勝負(笑)

さて、もうそろそろ終盤の補聴器ネタですが、トライアルもほぼ終わり、後はどの補聴器にするかって決めるだけになりました。

補聴器と一概に言っても、機能やライフスタイルや難聴の度合いによって、使う機械が変わります。

私がトライアルしたのは、
Phonak社のボレロというモデルで、その中でも小型タイプと防水タイプがあるのですが、両方試しました。小型と防水について詳しくは次回お話します。
さらに、補聴器の中のシステムのレベルが50・70・90とあります。これは音の拾い具合や、プロセッサーの性能の違いで、数字が大きいほど高性能になります。性能には音のオートズーム機能(拾いたい音と周囲の雑音を分ける機能)などが含まれます。また性能が高いほど細かい音のボリューム設定ができるようになります。
この補聴器にはクリニックでパソコンにつないで、状況やライフスタイルに応じて、「この音を大きめに」というのが細かく設定できます。会話がもう少し聞きとりたいとか電話の呼び出し音を大きめにとかですね。それを周波数ごとに音量設定するんです。
これと機能がどうかかわってくるのかというと、例えばシステムレベル50では音量調節できる周波数が0~50Hz・51~100Hz・101~150Hzのグループになっていて、会話や呼び出し音などが該当する周波数帯をまとめて調節できるのに対し、システムレベル90ではこれがもっと細かく分かれていて、0~15Hz・16~30Hz・31~45Hz・・・と設定が細かくできるんですね。
これはあくまで例なので、本当にこの周波数帯で設定されるわけではありません。
そう考えると、当たり前に性能がいいほど聞こえも良くなるはずです。
ただ性能がよければ(値段が高ければ)いいかというと、それは別問題で、ライフスタイルや経済負担の関係で、すべての人が一番性能がいいものを買うわけではありません。システムレベル50でも本人がそれで満足なら、それでいいわけですよね。
携帯と一緒です。カメラやGPS、たくさんのアプリが必要な人もいれば、電話だけできればいいという人もいるってことですね。本人のニーズに合っていればそれでOKなわけです。

ここが結構厄介なところで、私が迷っている部分でもあるのですが、実はトライアルで一番最初に試したのが90。かなり気に入っていたのですが、お値段が結構するので迷っていました。なお、70のトライアルはできなかったので、70を仮購入して1カ月お試しという形で70を試してみました。
私の担当の聴覚訓練士の話では、
「聞こえというのは主観的なもの。70と90の違いを私が感じ取れるかはほかのだれにもわからない。値段も違うのだから、両方試して『あ、70でもいいや』と思えれば高い金出してわざわざ90を買わなくてもいいと思う。」
とのこと。いや、この人本当にいい人だよ。ww 普通高いほうを勧めるよね、それが仕事なんだから。

で、確かにそうだなって事で、70もトライアル(仮購入)。
訓練士の経験から言うと、70でも90でもそんなに差は感じないかなって人は多いけど、たまに70と90じゃ全然違うよ!って人もいるそうで、実際試してみないと、私がどう感じるかはわからないのでね。面倒だけど、手続きしました。

ボタンのセッティングやエラーやらで何度かクリニックに足を運びましたが、90のトライアルを終えて、しばらく時間をおいて70を頼みその2週間後に70のトライアルを開始しました。
70も90もそんなに変わるとは思えないからじっくり試してねとのことでした。

70の第一印象は
「ん?90の時もこんなだったっけ??なんか聞こえにくいな。。」
ボタンの音量セッティングがおかしかったので、クリニックに問い合わせると「現状ではリモコンでしか操作できない」とのこと。えー、90のトライアルの時はリモコンなしで出来てたのにー(泣)
とりあえず後日クリニックに緊急予約でリモコンを受け取りにいったついでに70の感想を聞かれたので、正直に「あんまり効果を感じない。90のほうがもっとよく聞こえた」というと全体の音量を少し上げてくれました。
しばらくして、ボタンの音量セッティングはクリニックのパソコンのソフトウェアのエラーだそうで、ちゃんとやり直したらできました!リモコンはリモコンであってもいいけど、毎日持ち歩いて、カバンとか持ってないときも肌身離さず持ってなきゃいけないから、結構不便。補聴器のボタンで操作できるほうが断然いい。

というわけで、先日70のトライアル終了で70にするか90にするか決断しなきゃならなかったのですが、90を試した感覚を忘れてしまっているような気がして、こんな状態で決断は難しいと言って、無理を言ってもう一度90をトライアル。現在に至ります。

人の記憶はあいまいなもので、90が初めて試したCROSだったので、もしかして期待や補聴器なしとの聞こえの大きな差に惑わされて、実際の使用感より記憶の使用感のほうが良かったりするんじゃないかな。。。なんて思い始めてしまって、正直に訓練士にそのように伝えたら
「そういう人、たまにいるの。頭の中で美化しちゃうっていうか、実際のモノよりよかったように思えて、買ってみるんだけど、もう一度つけたら『あれ?前はもっと良かった気がする』ってことがないわけではないの。でもそれも主観的な事だから納得いくまで試して、これだ!ってのを決めてほしいわ。」だそうです。

はい、というわけで長くなっていますが、すみません。
現在90を付けていますが、正直90と70では大きな差があると個人の感想では思います。
音がクリアというかシャープというか。。機械音っぽい感じは結構するんですが、ちゃんとはっきり聞こえてないよりは機械音ぽくてもクリアに聞こえるほうがいいかなって思います。
多分音量が同じ設定でも70と90では90のほうが大きく聞こえたのもそのせいだと思います。
というわけで、個人的感想に基づいて、くりぴこと相談した結果、90の防水加工のを購入予定です。(次回は防水と小型の違いについてお話します。)

2013年10月3日木曜日

CROS補聴器

今回も耳の話なのでスキップしたい方はご自由にどうぞ☆

えー、前回BAHAのトライアルを終え、メリット・デメリットについて触れました。
BAHAって日本ではまだ知られていないし、まぁまぁ新しいものなので、興味がある人も多いと思います。が、情報も少ないし、あってもいいことばっかり書いてあったりして、デメリットにもきちんと触れることも大事だと思います。なので、思い切ってデメリットにも触れてみました。

正直、片耳難聴で補聴器をつけるかつけないかは人それぞれだと思います。
私も10年以上補聴器も手術もなしで過ごしてきて、なんとかなってきました。
もし、補聴器を試してみようと思うなら、どんな補聴器を選ぶかも人それぞれだと思います。

「人それぞれ」というのには
・難聴(聴力)の度合い
・ライフスタイル
・経済的負担
・身体的負担
・精神的負担

がメインだと思います。これをすべて考慮してベストな選択ができたらいいですね!
難しいですけど。

で、BAHAを終えて、今度はCROS(クロスと読む)型の補聴器のトライアルが始まりました。
CROSとはContralateral Routing of Offside Signalsの略で「聞こえない側の音を反対側に送信する」ことです。
今回はPhonak(フォナック)社のオーデオのトライアルをしてみました。
日本でもフォナックあるんですね!とりあえずサイト貼っときます。
http://www.phonak.jp/products/accessories/cros.html

CROSはその名の通り、まさに片耳難聴のために作られた補聴器で、音を増幅させる、いわゆる一般の補聴器とは少々働きが違います。
聞こえない方の耳にマイクをつけて、拾った音を電子的に聞こえる方に届けるのが目的です。
つまり使う耳は結局片方(聞こえる方)だけ。
この点はBAHAも同じですが、BAHAは電子的な音ではなく、音を振動として直接頭がい骨を介して聞こえる耳に届けるのが違いです。そしてさらに音の感受性にもCROSを含む一般の電子型補聴器とは大きな差があります。

こんなん。デモなので左右違うけど、本来は右側の外観×2です。
私の聴覚訓練士は「絶対色々試したほうがいいと思う!」とBAHAだけではなくCROSも試すように強く勧めてきたので、当初は「補聴器」という響きがどうも老人臭くて抵抗があったのですが、チャレンジすることに。まぁ今回もトライアルはタダだからね!w

傘みたいなのが耳の穴の中に入ります。
正直言ってくすぐったいんですよwwww
装着するときにモソモソしちゃって。。。w あと奥までしっかりかさみたいのを入れるんですが、その時つい奥に入れすぎて「いてぇ!」という時が多々あります。
あと、傘みたいなのには穴があいているので聞こえる方の耳を完全にふさいでしまうことはありません。装着している違和感はありますが、音の聞こえはほとんど影響されません(個人の感想)。
あと、上の写真の左側の補聴器(本来右耳につけるほう)の傘の中に黒っぽい箱がありますが、それがスピーカーです。左耳用には必要ないので、白いプラスチックの塊になってます。

私は右が聞こえて左が聞こえないので、左にマイク・右にスピーカーですね。

右のがレシーバー&スピーカー
左のがマイク&トランスミッター(電波で飛ばすほう)
よく写真を見ると気付くと思いますが、左と右の補聴器のワイヤーの色が違います。
これは右のワイヤーは傘の内側にある極小スピーカーにつながれてる配線を収納しているのに対して、左のワイヤーは単純に耳に固定するだけの役割だからです。左のは完全にすっからかんのプラスチックのワイヤーです。

めっちゃちっこい!
装着感は先ほどちらっと触れたように、耳の中に入れる部分は慣れるまでは変な感じがしますが、BAHAのときのような締め付けや頭痛は皆無です。
たまーにひどく疲れた時なんかは気になるときがあるくらいですかね。。。

髪の毛かき上げてやっとわかる感じ。
スピーカーが耳の上に乗っている感じなので、メガネなどはかける時やずれた時にカサカサ音がします。あと、髪が長くて髪をかき上げる癖のある人は、やる度に「ガサガサガサ」と大きな音がしますよw

ピアスをゴツゴツつけてても大丈夫!(ある程度まで)

ワイヤーはあまり目立ちません。

で、感想なんですが、BAHAを試した後にCROSを試して
「やば!音、超クリアなんだけど!!!」
と興奮しました。正直BAHAとは比べ物にならないくらいクリアな音!
聞こえない方(後方)で誰かがボソボソ会話してても、ちゃんと何言ってるか聞き取れるんですよ!
「すげーーー!」感動!
BAHAでは「あ、こっちからも音がしてるな」ってくらいの認識が「あ、ちゃんと聞こえる!聞き取れる!」ってとこまでレベルアップした感じです。
さらにパソコン(訓練士にやってもらいます。自分ではできません。多分。)でベースの音量を調節できて、その調節の幅も結構広いので使いやすいです。私がトライアルしたのは一番高性能のやつだったので、音量調節なんかは自動でかなりやってくれるんです。自分で補聴器を触りまくって調節する必要がないんですよ。これ結構重要だと思うんですよね。自動ほど楽なものはない。まぁ急な音の変化にはついていけずにたまに急な大きい音や、うるさいところでの急な耳元でのボソボソの会話なんかはちょこっと聞き取れなかったりする時がありますけど、そんなに気になるほどではないです。
これがダウングレードしてしまうと、自動調節の幅が狭まってしまうそうで、お手頃価格になればなるほど、自分でその都度調節するんです。
って、これが結構面倒くさい。BAHAのときにも感じたけれど、BAHAは自動調節機能があまり良くないので、ほぼ常に自分で調節だったのですが、いやー面倒くさい面倒くさい。場所や話す相手やBGM(というか環境)が変わる度にちょこちょこいじるんです。いじっては「もっと大きく」・・・「あれ、今度は雑音が多すぎる」といってまたいじってを繰り返し、状況に応じて自分が気持ちいい音量を決めなければなりません。これって長時間同じ人と話してるならいいけど、短時間ではこれが間に合わないまま会話が終わったりするので、自動でこれが改善されるなら、それに越したことはないですね。

音質はかなり良いですが、やはり自然音とは違います。ちょっと機械っぽいというか。まさにマイク越しで聞いてる感じ。(そのまんまやんけ。)
なので、使うのは実質片耳のみでも、多少の音質の違いがあるので、「あ、この音は機械っぽいから左側の音かな」みたいのがなんとなくわかってきます。これは両耳で音の方向性をつかむのとは全く違うプロセスです。
これも慣れだと思います。若い人は結構順応しやすいと訓練士が言ってましたが、それでも慣れるまでには時間がかかります。音源が聞こえない側に近ければ音量や感覚で方向が分かりやすいのですが、遠くから大きい声で名前を呼ばれたりした場合はほぼ同等に聞こえる感じがするので、この場合で方向性をつかむのはほとんど無理です。(個人の現時点での感想)
さすがにどんなに素晴らしい補聴器でも音の方向性まで習得するのはかなり難しい。
もしできたとしても、かなり時間と訓練が必要のようです。(◞‸◟ㆀ)ショボン

結果としてCROS補聴器のデメリットは
・片方でもなくしたら大変!(高いよ!)
・オーストラリアでは補聴器は医療保険に加入してもなかなか手当てがよろしくない
・上記の理由から結果的に値段が高い
・両方の耳に装着しなければならない(片方だけじゃ意味ないからね)

あとあまりデメリットでは無いのかも知れないけど、
・自分の声も聞こえるから慣れるまでちょっと変な感じ
・あと若干ロングトーンにもやっぽいのがかかる(歌とか聞いてるとロングトーンに変なビブラートがかかってるように聞こえる)時がある。

性能がいいので、どうしても自然音と比べてしまうけど、BAHAの音と比べたら正直雲泥の差だと思うよ。あくまで個人の感想だけど。

メリットは
・結構音がいい
・音の自動調節の幅が広い(機種にもよる)
・BAHAと違って風の音がしない(運動会のビデオとかでよくあるゴォーーって感じの音)
・周辺機器が充実していてBluetoothなどで電話できたり音楽聞けたりする
・手術不要。ダウンタイムゼロ。もしいやになってもすぐとれる・やめられる。(身体的負担はほぼなし)


かなーー?

あとね、買い物してると店の入り口に盗難防止の機械ってあるじゃない?洋服とかにでっかい電子系のタグが付いてて、万引きして店から出ようとするとアラームが鳴るやつ。
あれを通り過ぎるたびに、CROSのトランスミッションが一瞬途絶えるんだよね。あれって、電波だったん???
みんな!あの付近では聞こえてないかもだから左側(聞こえない方)から話しかけないで!
なんてね、大げさやんね。ヾ(◍’౪`◍)ノ゙♡

2013年10月1日火曜日

BAHA(骨伝導補聴器)のトライアル終了

今日はまたもや補聴器の事について話してみたいなと思います。

前にBAHAのトライアル中とお伝えしましたが、その途中で投げ出す様に日本に一時帰国してしまった私。担当の聴覚訓練士がめちゃいい人だったので、BAHAのトライアルやり直しさせていただきました!
BAHAのトライアルでわかったこと(デメリット)は
・音がはっきりとは聞こえない
・つけてると頭が痛くなる
・ハウリングがひどい
です。

一つ目のはっきりと聞こえないというのは、トライアルで頭がい骨にボルトを埋め込むわけにはいかないので、振動だけ伝える装置(本物のボルトなしバージョン)を装着するのですが、本物のように直接頭がい骨を振動させているわけではなく、間に皮膚があるため音がずいぶんとモホモホ聞こえます。感じで言うと、口にハンカチ当てて話してるように聞こえるんです。こもってるというか。。。
音がしているのはわかっていても、聞き取りまではできない。(←これが片耳難聴のめんどいところ)
これが手術して本物にしたところでどれほど改善できるかは、わからないというからちょっと不安。

二つ目の頭痛の問題は振動を的確に伝えるためにトライアルBAHAのヘッドバンドはきつめに巻くため、プラスチックの振動を伝えるところが当たって痛い。骨ばっているところに当てなくてはいけないので、余計痛い。連続着用は1時間が限度。さらに振動がめちゃ伝わってくるので、音を拾おうと音量を上げると、振動からも頭痛がするようになる。しかし、バンドを緩めたり、間にクッション的なものを挟んでしまってはBAHAの振動が伝わらなくなるので、意味がない。本物のBAHAならボルトが振動を伝えるので、ヘッドバンドで頭を締め付けなくてもよくなる。でもトライアルの状態で毎日1時間ごとにつけたり外したりやるようでは効果もよくわからない。トライアル自体が苦痛になる。ま、本物にしたら改善されるけど(*^_^*)

ハウリングは前回のBAHA関連の記事でも述べたようにものが触るとキーンとハウリングがする。おちおちソファーにも寄りかかれないよ!w 帽子やカチューシャなど着けるのが難しくなる。
一度くりぴこが頭をなでてくれてなんかロマンチックな感じだったときに、うっかりBAHAに触れて
きいいいいいいいいいいん!
となり
「やかましいわ、ボケーーー!(☄◣∀◢)☄」とムードぶち壊しな事がありました。とほほ。

メリットとしては
・振動式なので臨場感はある。。。気がする。
・オーストラリアでは医療保険に加入していればBAHA自体と手術が全額カバーされることがある。(医療保険会社による)さらに2年ごとに新しいBAHAを申告でき、認められれば支給される。

臨場感というのも間違った表現かも知れませんが、音を振動で伝える機械なので大きな音がしたときなどは、かなり振動が伝わるので迫力があります。

医療保険は保険の範囲や会社にもよりますが、日本に住んでいる方にはあまり役に立たないですね。日本では今でも完全に自費で、しかもBAHAを扱える医師が少ないのが現状だと思います。
でもタダでBAHAできるんだったらいいよねぇー。こんなにオイシイ話はないよー!(〃ʘ▿ʘ〃)

そして、今別の補聴器のトライアル中なので、それはまた別の機会にお話ししますです。