2011年2月1日火曜日

仕事の探し方

最初の記事で書きましたが、ワーホリにきて(ワーホリに限らずですが・・)仕事を探すとなると、ほとんどの人がワーホリ向けの日本語サイトを利用します。たくさんの求人情報があり、日本語で検索できるのもあり、とても便利です。日本人向けのフリーペーパーなどにも求人広告が載ってますが、サイトのほうがたくさん載ってますし、検索もできたりするので便利です。

ローカルの仕事を探すのには英語力が必須です。レベルは仕事の種類にもよりますが、少なくとも自分の同僚とコミュニケーションできるぐらいは必要でしょうね。ただし、時給はわるくないことがほとんどです。
ローカルの仕事を探すのは地元の新聞、お店にある求人広告(「ウェイトレス募集!」みたいの。)、お店に直接履歴書を持っていく、メールや電話で求人を探す、それぞれのお店や会社のオフィシャルサイトで応募する・・・があげられます。
まず、手っ取り早く求人情報が手に入るのは新聞やオフィシャルウェブサイトでしょう。オーストラリアでは、デパート、洋服のお店やギフト用の小物を売っているお店、大きい本屋さんなどはみなオンラインでバイトの応募をします。
お店を回って直接履歴書(レジュメとかC.V.と呼びます)を持っていく時の気持ちの持ちようは「数打ちゃ当たる」です。私は今回の職探しで合計で20か所以上のところに履歴書を持って行きましたが、連絡をもらえたのは1.2箇所です。ほとんどのお店は「今は新しい人は雇ってなくても履歴書を置いてってくれればいつか連絡するよ。」といって履歴書を受け取ってくれます。でもほとんどのお店はそのまま連絡をくれません。でもめげてはだめです!
履歴書だけではその人がどういう人かわかりませんし、今新しい人を雇っていなければ連絡も来るはずがありません。だから何か連絡があればラッキー☆くらいの気持ちで探し続けましょう。
お店に履歴書を持っていくときはAvailability(アヴェイラビリティー)もきかれることがあります。これは出勤できる日、時間帯のことです。
オーストラリアではお店は普段は夕方5時位にしまってしまいます。ホームセンターや酒屋さん、スーパーなどは遅くまでやってますが、それでも7時で閉まってしまう感じです。でも木曜日はどこのお店も遅くまで(夜九時くらいまで)やっています。なので木曜日に遅くまで働けるというのが重要視されます。

私は最初に書いたワーホリ向けの日本語サイトも利用しました。
日本語教師のアシスタントや、エステの事務雑用、留学カウンセラーなどの仕事に応募しましたが、Emailの返事をくれて、面接までこぎつければいいほうで、メールの返事すらもらえないことも多いです。これはローカルでも同じですが、日本のように親切に「現在は募集はしていません」とか「今回はご縁がなかったということで」とメールが返ってこないのは珍しいことではありません。
面接にこぎ着いても時給がものすごく安かったり、労働条件が悪かったりだったので、私は個人的には日本語サイトは利用するのをやめましたし、信頼していません。
日本語サイトもローカルもそうですが、ワーホリや英語のよくわからない人よものすごく安い時給で雇って働かせる場所はたくさんあります。気をつけましょう!!

最初の記事で書いた面接は順調にいきました。でもサイトを見つけてダメもとでの面接だったので、案の定向こう側に特に今あいてるポジションはないと言われてしまいました。でも「君に興味があったから一度会ってみたかった。」「知り合いになれてとてもよかった。他の同僚にも君が力を発揮できるような職場があるか聞いてみるよ。」と言ってもらえたので無駄じゃなかったなと思いました。そして美味しいLindt(チョコレートメーカー)のカフェでミルクシェイクをおごってもらえたのでさらによかったですニコニコ本当にとてもいい人でした。

そして今は、仕事が見つかり、二日前から働き始めました。
これは近所の大きいショッピングセンターで履歴書を配って電話をいただいたお仕事です。
日本のお土産(きれいな漆の器とかお箸とか色々)が売ってるチェーンのお店が同じ店内で寿司バーを始めるというので、そのウェイトレスにとして働き始めました。本当はジャパレス(ジャパニースレストラン)は嫌だったんですが、時間帯がよかったので、とりあえず無収入よりましという気持ちで始めました。
ジャパレスは時給がいいところもありますが、多くが低い時給で雇っているので嫌だったのですが、ここはきちんとしたお土産屋さんの延長だったので、ある程度しっかりしているかなと思ってます。
時給は高くないし、給料明細が出ないけど、今はまだこれでいいか。と思ってます。給料明細ってそんなに大切?と思うかも知れませんが、実はいろいろな事に必要なんです。これはまた別の記事にします。


ワーホリでは6カ月以上同じ雇用主のもとで働けないので、最低でも一年に2つの仕事を経験しなければなりません。

これもトリックで、「同じ雇用主」のもとで働けないので、同じ系列の会社でも雇用主が違えばいいと聞いたことがあります。
まぁ、ワーホリの目的は労働力の輸入ですから、たくさんの場所で働いて、いろいろな経験を積めるのもこの時だけではないでしょうか?家族ができたり、子供ができたりして、安定性が必要な時にコロコロ職を変えるのはすこし勇気が要りますし、収入や職場の条件があう仕事がすぐに見つかる保証はどこにもないので、若くて身軽なうちにいろんな職業を経験するのはいいことだと思います。

オーストラリアでは転職は日本ほどマイナスなイメージはない様です。くりぴこのお父さんもくりぴこが産まれるまでは会計士でしたが、息子の誕生をきっかけに額縁屋さんになりました。

会計士から額縁屋かい!

とつっこみたくなるくらいジャンルが違いすぎますよね。

お父さんに聞いてみました。

Chewy: 職を変えるときは不安じゃなかったですか?

パパ: うん、少しはね。収入が減るのは目に見えてたからね。でも家族中心に考えたかったから。

Chewy: 悔いはないですか?

パパ: 妻とは息子が生まれるまでは共働きで、貯金もあったからそこまで心配はしなかったな。息子が大きくなるのを手伝いたかったんだ。それが出来たから悔いはないよ。

だそうです。日本のパパからはなかなか聞けないことばかりですね。

というわけで、転職や仕事を探すときにオージーと日本の価値観が違うなと感じるのは、

仕事をするのは、自分のため。お金が必要だから。仕事をするときは一生懸命だし、会社のことを常に考えているけど、仕事のために自分の個人的な生活や時間を犠牲にするのはしたくない。
仕事の条件が合わなくても、多少は妥協する。でも結局仕事は自分のためにするものだから、無理やり自分を合わせたりしない。
そして有給やホリデーはきちんともらえるだけもらう。それが労働者の権利だから。

なんとも理想的です。
すべての労働者がこのように考えられるとは思いませんが、オージーは基本的にこう考えています。

なので仕事はまじめに、でもなにが大切なのか見極めながらバランス良く働けるといいですね。

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