2011年10月9日日曜日

自分磨きの英会話は贅沢

最近(結構前から)英会話とかを自分磨き!っていって頑張るOLさんとかいますよね?私、それって贅沢だと思うんです。もちろん英会話とか反対じゃないですよ!もうたくさんやって英語しゃべれるようになって!って思います。「日本人は英語読めるけどほんとしゃべれないよね!」って海外に行くと本当によく言われます。今でもたくさん言われます。そういう日本人のイメージを覆したい!最近は幼稚園(私立)から英語とかあるじゃないですか!すごいな~、恵まれてるなぁって思います。私は両親が国際的なわけでもなく、言語にも頓着がなく、本当にごく普通(いや、ある意味普通でない)な両親だったので、若いころは「私をインターナショナルスクールに入れてくれていたら私はどんなに優秀だったろう!」とか思ってましたが、今思うとそんなことできるのって本当に限られた恵まれた人だけです。私は別な意味で恵まれていました(遠くの高校にも行かせてもらえたし、海外に自由にいかせてくれる理解のある両親がいます)。
それで、話はもとにもどりますが、私にとって「英語ができる」というのは日本にいたときは特技でしたが、こちらでは完全にツールです。そりゃ、発音が良かったりコミュニケーションがスムーズなら「うまいわね!」ぐらい言われますが、こちらでは英語ができてあたりまえ(と言い切れない部分もあるのですが・・・。)、日本なら自慢できるものもここではなんでもなくなってしまいます。日本語ができるというのもありがたがられる時もありますが、そりゃネイティブスピーカーだからね。。w当たり前ですね。そうなるとやはり英語・日本語以外に他の語学ができるととても便利です。フランス語とかスペイン語なんかメジャーですよね。でもそれらの第三外国語もあくまでツールなんです。
日本だと単一言語・単一人種の国ですから外国語ができればそれは何でも「特技」になってしまいます。でも私はやはり言語はツールだと思っています。いくら言語に長けていても話す内容が頭空っぽちゃん丸出しなんて恥ずかしすぎます。さらにこちらで生活していくには欠かせない「標準装備」の一部です。必須なんです。
そうなると「自分磨きの英会話」はやはり贅沢に感じます。必要がないのに自分の価値を上げるための英会話。贅沢だと思いませんか?そして「自分磨きの英会話」をしている人はどうか「英会話を使って話す内容も自分磨きのうち」と思って色々なことを勉強していただきたい!!政治とかお堅い話でなくてもいいんです。自分に興味があることとかでいいんです。それを英語でアツく語れるようになって初めて「自分磨きの英会話」が生きてくると思います。高々24歳の小娘がなにを・・と鼻で笑われているかもしれません。でもこれを海外で生活して実感しました。英語ができるというだけの人の話は疲れるんです。内容がないんです。「結局何がいいたいの?」となってしまうのです。これは日本人だけの問題ではないのかもしれませんが、これは往々にして日本人に多い気がします。なんせ日本人の思考は英語=特技ですからね。ですからぜひ世界を相手にしてやろうと思ってる方がいたら英会話だけでなく英会話を使って話す内容にも力を入れてみてください!!

世界のいたるところにはには必要に迫られて外国語をマスターしようとする人が大勢います。さらにそのうちのいくらかはどんなに努力しても色々な困難のせいでその外国語を使いこなせないままです。そういう人たちは仕方なく、または自ら選んで外国語を話さなくてもいいように自分の母語のコミュニティーという小さな小さな社会から出ることなく一生を終えるのです。
そう考えると必須でもないものを自らお金を出して勉強するのってやっぱりラグジュアリ(贅沢)だなぁ・・・。

と思うChewyなのでした。

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